せい‐かん【清閑】
[名・形動]俗事にわずらわされず静かなこと。また、そのさま。手紙文で、相手を敬ってその閑暇な状態をいうときにも使う。「その庭に至ればはなはだ—で」〈中島敦・弟子〉
せい‐かん【清鑑】
他人の鑑識のすぐれていることを敬っていう語。自分の詩文・書画などを人に見てもらうときなどに使う。「御—を仰ぎたく」
せい‐かん【盛観】
りっぱで盛大な見もの。「—を極めた祭典」
せい‐かん【精悍】
[名・形動]顔つきや態度に勇ましく鋭い気性が現れていること。また、そのさま。「—な目つき」 [派生]せいかんさ[名]
せい‐かん【精管】
男性の生殖器で、精巣から精子を精嚢(せいのう)に輸送し、尿道に開口する管。輸精管。
せい‐かん【製缶】
缶・ボイラー・タンクなどを作ること。
せい‐かん【静閑】
[名・形動]ひっそりともの静かなこと。また、そのさま。閑静。「甚だ—なる田園なれば」〈竜渓・経国美談〉
せい‐かん【静観】
[名](スル) 1 静かに観察すること。また、行動を起こさずに物事の成り行きを見守ること。「しばらく事態を—しよう」 2 事物の奥に隠された本質的なものを見極めること。
せい‐かん【擠陥】
人を罪におとし入れること。「功臣連の排斥—の跡」〈中島敦・李陵〉
せい‐かん【制汗】
発汗を抑えること。「—剤」