せきそおうらい【尺素往来】
室町中期の往来物。1巻。一条兼良著といわれる。文明13年(1481)以前の成立。年中行事や各種事物の話題を集めて、往復書簡の形式にまとめたもの。
せき‐そつ【赤卒】
アカトンボの別名。
せきそん‐まいり【石尊参り】
⇒大山詣(おおやまもう)で
せき‐ぞう【石造】
石材で建築物や彫刻を造ること。また、その造ったもの。いしづくり。「—の塔」
せき‐ぞう【石像】
石材を刻んでつくった像。
せき‐ぞく【石鏃】
石で作った鏃(やじり)。日本では縄文時代には主として狩猟のために用い、弥生時代には武器としての矢にも使った。
せき‐ぞろ【節季候】
《「節季(せっき)にて候」の意》江戸時代の門付けの一。歳末に三、四人一組でウラジロの葉をつけた笠をかぶり、赤い布で顔を覆い、四つ竹などを鳴らしながら「せきぞろ、せきぞろ」とはやして家々を回り、米...
せき‐たい【石苔】
石の表面に生えたこけ。
せき‐たい【石帯】
束帯のとき、袍(ほう)の腰に締める帯。牛革を黒漆で塗り、銙(か)とよぶ方形または円形の玉や石の飾りを並べてつける。三位以上は玉、四位・五位は瑪瑙(めのう)、六位は烏犀角(うさいかく)を用いた。ま...
せき‐たい【積堆】
[名](スル)うず高く積むこと。堆積。「野武士等は其の城中に金銀財帛を—するを聞き」〈鉄腸・雪中梅〉