そく‐そく【促促】
[ト・タル][文][形動タリ]いそがしくするさま。また、せきたてるさま。「士に常禄ありて、俯仰衣食の資に—たらざるを得」〈雪嶺・真善美日本人〉
そそのか・す【唆す/嗾す】
[動サ五(四)] 1 その気になるように仕向ける。特に、おだてて悪いほうへ誘い入れる。「悪事を—・す」 2 早くそうするように勧める。せきたてる。「とく参り給はむことを—・し聞こゆれど」〈源・桐壺〉
たいようせい‐はいえん【大葉性肺炎】
一つの肺葉全体が冒される肺炎。肺炎双球菌か肺炎桿菌(かんきん)の感染により、せき・たん・高熱・呼吸困難・胸痛などの重い症状を呈する。クループ性肺炎。クルップ性肺炎。
たいしょう‐いけ【大正池】
長野県中西部、上高地にある湖。大正4年(1915)の焼岳(やけだけ)噴火による溶岩が梓(あずさ)川をせき止めてできたもので、土砂の流入により当初より規模が小さくなっている。
だいご‐かいどう【醍醐街道】
京都市伏見から醍醐・山科・逢坂関(おうさかのせき)を経て、滋賀県大津市に至る道。醍醐路。
たい‐しょ【対蹠】
《「たいせき(対蹠)」の慣用読み》向かい合わせた足の裏のように、二つの物事が全く反対の関係にあること。正反対。「—点」
だいがく‐の‐かみ【大学頭】
1 律令制で、大学寮の長官。従五位上相当。学生(がくしょう)の試験と釈奠(せきてん)のことを管掌。 2 江戸時代、昌平坂学問所の長官。元禄4年(1691)林信篤(鳳岡)が任命され、以後代々林家が世襲。
そで‐まくら【袖枕】
着ている着物の袖を枕とすること。また、その袖。「せきあへず涙にぬるる—かわかずながら幾夜へぬらん」〈夫木・三二〉
そめん‐がん【粗面岩】
火山岩の一。灰白・淡緑・淡紅色などを呈し、斑晶はアルカリ長石が主で、斜長石・黒雲母(くろうんも)・角閃石(かくせんせき)などがある。石基はアルカリ長石の短冊状の小さな結晶がほぼ平行に配列し、斑晶...
せた‐の‐からはし【瀬田の唐橋】
滋賀県大津市の瀬田川に架かる旧東海道の橋。「瀬田の夕照(せきしょう)」は近江八景の一。瀬田の橋。瀬田の長橋。