せっ‐ちょ【拙著】
つたない著作。自分の著作をへりくだっていう語。
せっ‐ちょう
《「せっしょう(殺生)」の音変化か。「折檻打擲(せっかんちょうちゃく)」の略とも》責め苛(さいな)むこと。こき使うこと。「ねぢ上げ、ねぢ上げ—す」〈浄・天神記〉
せっちょうしゅう【節用集】
⇒せつようしゅう(節用集)
せっち‐らいサージ【接地雷サージ】
⇒逆流雷サージ
せっ‐ちん【雪隠】
《「せついん」の連声(れんじょう)》便所。かわや。
せっちん‐じょうるり【雪隠浄瑠璃】
人前では披露できないような、へたな浄瑠璃。また、一般にへたな芸。
せっちん‐づめ【雪隠詰(め)】
1 将棋で相手の王将を、盤の隅に追い込んで詰めること。 2 逃げ場のない所へ追い詰めること。
雪隠(せっちん)で饅頭(まんじゅう)
空腹を満たすのに場所をかまわないことのたとえ。また、人に隠れてひっそりと自分だけいい思いをすることのたとえ。
雪隠(せっちん)の火事(かじ)
「やけくそ」をしゃれていったもの。
せっちん‐まいり【雪隠詣り】
生後3日目あるいは7日目などに、生児を抱いて厠(かわや)の神に参る行事。関東・甲信越地方に広く分布する。せんちまいり。