せり‐さげ【迫り下げ】
劇場で、舞台または花道の俳優や大道具を奈落(ならく)へ下げること。また、その装置。迫り下ろし。迫り込み。⇔迫り上げ。
せりざわ【芹沢】
姓氏の一。 [補説]「芹沢」姓の人物芹沢鴨(せりざわかも)芹沢銈介(せりざわけいすけ)芹沢光治良(せりざわこうじろう)
セリシン【sericin】
絹の主成分であるフィブロインを粘着させている硬たんぱく質の一種。生糸からセリシンを除いて練り絹とする。絹膠(けんこう)。
せり‐せり
[副]せきたてるさま。また、ゆとりがなく落ち着かないさま。せかせか。「気のとっさかな姑に、—いぢりたでられて」〈浄・宵庚申〉
せり‐た・てる【迫り立てる】
[動タ下一][文]せりた・つ[タ下二]せきたてる。急がせる。「疾(はや)く疾くと—・つれば」〈露伴・五重塔〉
せり‐だし【迫り出し】
1 上へ押し上げて少しずつ出すこと。 2 ⇒迫(せ)り上げ
せり‐だ・す【迫り出す】
[動サ五(四)] 1 前の方に出っ張る。つき出てくる。「腹が—・す」「観衆が道路に—・す」 2 隠れていたものが表面に出てくる。「次第と現実世界に—・して来る」〈漱石・虞美人草〉 3 上または前...
芹(せり)摘(つ)・む
《平安時代に慣用された歌語。宮中の庭掃除の男が、芹を食べる后を御簾(みす)の隙から見て思いを寄せ、芹を摘んでは御簾の辺りに置くが、そのかいもなく、ついに焦がれ死にしたという故事から》思いが通じな...
せり‐つ・める【迫り詰める】
[動マ下一][文]せりつ・む[マ下二]極限までせまる。つめよる。「真(ま)づみというのは…段々と昼になったり夜になったりする—・めた時をいうのであって」〈露伴・幻談〉
セリニアン【Sérignan】
⇒セリニャン