ちょう‐ぶつ【長物】
1 長さの長いもの。 2 長すぎて役に立たないもの。転じて、むだなもの。よけいなもの。「無用の—」「丸で下町の質屋か何かを連想させる此—と」〈漱石・明暗〉
ちょう・ず【牒ず】
[動サ変]回状をまわす。牒で知らせる。「相共に鎌倉を責むべき由を国司の方へ—・ぜらる」〈太平記・一九〉
ちょうしんせい‐はいけいニュートリノ【超新星背景ニュートリノ】
宇宙誕生以来、繰り返されてきた超新星爆発によって、宇宙全体に蓄積しているニュートリノ。このニュートリノの信号は非常に微弱なため未検出であるが、スーパーカミオカンデの純水にガドリニウム化合物を溶か...
ちょう・ず【調ず】
[動サ変] 1 ととのえる。調達する。「風衣(とんびがっぱ)の旅服を—・ぜり」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 2 料理する。調理する。「若菜など—・じてやと」〈源・若菜下〉 3 祈って怨霊や物の怪(け...
ちょう・する【潮する】
[動サ変][文]てう・す[サ変]おもてにあらわす。表面に見せる。多く「紅を潮する」の形で顔を赤らめるの意に用いる。「面に紅を—・して我手を取り」〈鴎外訳・即興詩人〉
ちょう‐ひょう【徴憑】
1 しるし。証拠。 2 訴訟上、ある事実の存在を間接に推理させる別の事実。このような証拠を間接証拠という。間接事実。
ちょう‐へい【徴兵】
[名](スル)国家が国民を徴集して一定期間兵役に就かせること。「—されて入隊する」
ちょ‐りゅう【貯留/瀦溜】
[名](スル)水などがたまること。また、ためること。「而して此一里の間は、皆—せる沼沢の水のみ」〈鴎外訳・即興詩人〉
ちょっかん‐きょうじゅ【直観教授】
実際の物や事象または絵画・模型・写真などを観察させ、具体的、感覚的に理解させる教育方法。コメニウス・ルソーらを先駆に、ペスタロッチによって展開・提唱された。実物教授。
ちょっかい
1 《2から転じて》横合いから、余計な手出しや干渉をすること。また、女性にたわむれに言い寄ること。「友だちの彼女に—をかける」 2 猫が一方の前足で物をかきよせるような所作をすること。 3 腕・...