ぜん‐せん【善戦】
[名](スル)力を尽くしてよく戦い抜くこと。多く、力の弱いほう、負けたほうの戦いぶりにいう。「—したが力及ばず敗れる」
ぜん‐せん【漸染】
しだいに染まること。習慣になること。「人民抑圧の制に慣れ、—の久しき」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ぜんせん‐ぎり【前線霧】
前線に沿って暖気と寒気とが混合してできる霧。
ぜんせん‐めん【前線面】
性質の異なる二つの気団の境界面。転移層とよばれる厚さ1〜2キロの混合気塊からなる。不連続面。前面。
ぜんせん‐らい【前線雷】
⇒界雷(かいらい)
ぜん‐ぜい【善逝】
《(梵)Sugataの訳。音写は修加陀》仏の十号の一。煩悩(ぼんのう)を断って悟りの彼岸に去った者。
ぜんぜつ‐ぼいん【前舌母音】
母音の中で、イのように前舌面が硬口蓋に向かって持ち上がるもの。前母音。まえじたぼいん。
ぜん‐ぜん【前前】
[名]以前。かつて。「—より、ふとお見上げ申したものの言うのでは」〈鏡花・眉かくしの霊〉
[語素]日時・年月や配列・序列を示す語の上に付いて複合語をつくり、その前の前である意を表す。先々(せ...
ぜんぜん【鄯善】
中国天山南路南道の要衝にあって、前1世紀から5世紀にかけて栄えた古代オアシス国家。吐谷渾(とよくこん)に征服された。→楼蘭(ろうらん)
ぜんぜん【蠕蠕】
柔然(じゅうぜん)の異称。