きょく‐し【局紙】
ミツマタを原料とする、丈夫でつやのある上質の紙。辞令用紙・証券用紙などに用いる。明治8年(1875)大蔵省抄紙局が設けられ、そこで創製された。
きくのはな【菊の花】
狂言。和泉(いずみ)流。大蔵流では「茫々頭(ぼうぼうがしら)」。無断で京都見物した太郎冠者が、菊の花がきっかけで上﨟(じょうろう)に誘われ、そこで盗みをはたらいて恥をかいたことなどを主人に語る...
きょうかちねつ‐システム【強化地熱システム】
地下にある高温の岩盤に、人為的に裂け目をつくり、そこで蒸気を発生させ、発電に用いる仕組み。高温岩体発電を発展させたもの。井戸を掘って、大量の水と化学物質を高圧で注入し、高温岩体にネットワーク状の...
ききんがた‐きぎょうねんきん【基金型企業年金】
確定給付型企業年金の一種。企業とは別の法人格の基金を設立して、そこで年金資金を管理・運用するもの。企業年金基金。→規約型企業年金
かかりつけ‐やっきょく【掛(か)り付け薬局】
外来受診した患者が、どの医療機関で院外処方箋を受け取った場合でも、いつもそこで薬の調剤を受けると決めた薬局。 [補説]薬局では、患者ごとに、処方した薬、購入した市販薬、副作用・アレルギーなどの記...
かく‐うち【角打ち】
1 将棋で、角行の駒を盤上に指すこと。 2 (四角い升の角に口を付けて飲むことから)酒屋の店頭で升酒を直接に飲むこと。転じて、店の一角を仕切って立ち飲み用にすること。また、そこで飲むこと。 3 ...
かせい‐がく【家政学】
日常の衣食住・家計など、家庭生活を対象とし、そこで営まれる人間の諸活動を分析研究する学問。
かん‐よう【官窯】
中国で、宮廷で用いる陶磁器を製造した政府の陶窯。また、そこで焼いた陶磁器。狭義には、すぐれた作品の多い宋代の青磁をさす。日本では江戸時代の藩窯がこれにあたる。
せ‐けん【世間】
《3が原義》 1 人が集まり、生活している場。自分がそこで日常生活を送っている社会。世の中。また、そこにいる人々。「—を騒がした事件」「—がうるさい」「—を渡る」 2 人々との交わり。また、その...
せんとく‐よう【宣徳窯】
宣徳年間、江西省景徳鎮にあった官窯。また、そこで焼かれた磁器。青花(せいか)が多い。