そこ‐まめ【底豆/底肉刺】
足の裏にできる肉刺(まめ)。
そこ‐もと【其処許】
[代] 1 中称の指示代名詞。そこ。そこの所。そこらへん。「—は落ちたる所侍り」〈枕・一二〇〉 2 二人称の人代名詞。同輩またはそれ以下の者をさす。そなた。そのもと。主に武士が用いた。「—へ推参...
そこ‐もの【底物】
海底にすむ魚。カレイ・ヒラメ・アンコウなど。→浮き物2 →瀬物
そこゆえ‐に【其処故に】
[連語]それゆえに。それだから。「うつせみは物思(ものもひ)繁し—心なぐさに」〈万・四一八九〉
そこ‐ら【其処ら】
[代]中称の指示代名詞。 1 聞き手のいる場所のあたりをおおまかにさす。そのあたり。そのへん。「—を散歩してくる」 2 聞き手に関する事柄のだいたいの程度をさす。そのくらい。そのへん。そこいら...
そこ‐ら
[副] 1 数多く。たくさん。「—の年ごろ、—のこがね賜ひて」〈竹取〉 2 たいへん。非常に。「御送りの人ども、寺々の念仏の僧など、—広き野に所もなし」〈源・葵〉
そこら‐あたり【其処ら辺り】
[代]中称の指示代名詞。 1 そのあたり。その辺。「—を探してごらん」 2 その程度。その辺。「卸値は—で手を打とう」 3 それに関すること。その辺。「—をよく考えるがよい」
そこら‐く
[副]十分に。たくさん。しっかりと。「このくしげ開くなゆめと—に堅めしことを」〈万・一七四〇〉
そこり【底り】
潮が引いて海の底が出ること。また、釣りで最も潮が引いた時をいう。潮干(しおひ)。
そこ・る【底る】
[動ラ五(四)]潮が引いて海底が現れ出る。「丁度海は—・って居て、黒い州潟が遠くつづいて居る」〈真山・男五人〉