そ‐ぞう【粗造/麁造】
[名・形動]粗末につくること。粗悪なつくり。また、そのさま。「汽車まで旧式で、—で」〈藤村・破戒〉
そ‐ぞう【粗糙】
[名・形動]きめがあらいこと。また、そのさま。「外の—なる部分と内部の紙の如き質とは」〈柳河春三訳・開物新書〉
そ‐ぞう【塑造】
粘土などで塑像を造ること。
そ‐ぞう【塑像】
粘土など、可塑(かそ)性のある材料を用いて造った像。簡単な心木(しんぎ)にわらを巻き、上に厚く土をつける方法と、粗く彫刻した心木に薄く土をつける方法とがあり、奈良時代に盛行した。現代では多く、ブ...
そ‐ぞく【鼠賊】
小さな盗みをする泥棒。こそどろ。鼠盗。
ソゾポル【Sozopol/Созопол】
ブルガリア東部、黒海に面する町。古代ギリシャの植民都市アポロニアに起源し、海上貿易の拠点として栄えた。旧市街には民族復興期の家々が建ち並んでいる。海岸保養地として知られ、毎年9月に芸術祭が催される。
そぞろ【漫ろ】
[形動][文][ナリ]《「すずろ」と同語源》 1 これといった理由もなしにそうなったり、そうしたりするさま。なんとなく。「—に寂しさを覚える」 2 心が落ち着かないさま。そわそわするさま。「結...
そぞろ‐あめ【漫ろ雨】
小降りだが、いつまでもやまずに降る雨。「あやめ刈る鵺(ぬえ)のうき巣や—/樵花」〈虚栗〉
そぞろ‐あるき【漫ろ歩き】
[名](スル)当てもなく、気の向くままにぶらぶら歩き回ること。すずろありき。すずろあるき。「夕暮れの浜辺を—する」
そぞろ‐うた【漫ろ歌】
とりとめもない歌。「—うたうて、閑々(しづしづ)と向ふの尾へ渡れば」〈太平記・一七〉