そなえ【供え】
1 神仏に供えること。また、その食べ物や品物。供え物。おそなえ。 2 「供え餅(もち)」の略。
そなえ【備え/具え】
1 ある事態が起こった場合などに対する準備・用意。「万全の—で試験にのぞむ」 2 防備の態勢・陣立て。「国境の—を固める」
備(そな)え有(あ)れば患(うれ)い無(な)し
万一に備えて、あらかじめ準備をしておけば、事が起こっても少しも心配事がない。備えあれば憂えなし。
そなえ‐つけ【備え付け】
設備としてそこに用意されていること。また、そのもの。「部屋に—の家具」
そなえ‐つ・ける【備え付ける】
[動カ下一][文]そなへつ・く[カ下二]一定の場所に設備して、使えるようにしておく。「防犯ベルを—・ける」
そなえ‐もち【供え餅】
神仏に供える鏡餅(かがみもち)。おそなえ。
そなえ‐もの【供え物】
神仏に供える物。供物(くもつ)。おそなえ。
そな・える【供える】
[動ア下一][文]そな・ふ[ハ下二]《「備える」と同語源》神仏や高貴な人などに物をささげる。「霊前に花を—・える」
そな・える【備える/具える】
[動ア下一][文]そな・ふ[ハ下二] 1 ある事態が起こったときにうろたえないように、また、これから先に起こる事態に対応できるように準備しておく。心構えをしておく。「万一に—・える」「地震に—・...