その‐でん【其の伝】
そのやり方。その考え方。「また—でいこう」
その‐のち【其の後】
その時からあと。副詞的にも用いる。「—二人の運命は大きく変わっていった」
そののちり【園塵】
猪苗代兼載の句集。全4巻。長享2年(1488)頃から永正7年(1510)頃の成立とされる。
その‐はず【其の筈】
そうであるのは当然のこと。「それも—」「欠席するのも—、病気だそうだ」
そのはち【薗八】
江戸中期の浄瑠璃太夫。薗八節の祖。宮古路豊後掾(みやこじぶんごのじょう)の門弟で、享保年間(1716〜1736)に京都で一流を始め、門下に2世薗八・春富士正伝の逸材を生んだ。宮古路薗八。生没年...
そのはち‐ぶし【薗八節】
浄瑠璃の流派の一。享保年間(1716〜1736)宮古路薗八が京都で創始、2世薗八(宮薗鸞鳳軒(みやぞのらんぽうけん))が大成した。哀艶な曲調で一時期流行したが、現在は古曲の一つに数えられている。...
そのはら【園原】
長野県下伊那郡阿智村にある台地。[歌枕]「—や伏屋におふる帚木(ははきぎ)のありとは見えてあはぬ君かな」〈新古今・恋一〉
その‐ば【其の場】
1 その事が行われた場所。「偶然—に居合わせた」 2 すぐその場所。すぐその席。即座。「難問を—でたちまち解いた」
そのば‐かぎり【其の場限り】
その時だけのことで、あとには関係しないこと。「—の話」
そのば‐しのぎ【其の場凌ぎ】
あとのことは考えずに、その場だけをとりつくろうこと。また、そうした態度・口実。一時しのぎ。そのばのがれ。「—の答弁」