じゅう【中】
［名］ある期間のうちのある時。「此(こん)—付け（＝手紙）をよこした女(あま)よ」〈滑・浮世床・初〉 
［接尾］名詞に付いて、その語の示す範囲全体にわたるという意を表す。 １ 期間を表す語に付...
ま‐ほ【真秀／真面】
［名・形動ナリ］ １ よく整って十分なこと。完全なこと。また、そのさま。和歌では多く「真帆」に掛けて使われる。⇔偏(かたほ)。「しなてるや鳰(にほ)の湖に漕ぐ舟の—ならねども逢ひ見しものを」〈源...
づくり【作り／造り】
［語素］《動詞「つく（作）る」の連用形から》 １ 名詞の下に付いて、そのものを念を入れて作り上げる意、また、きちんと体裁を整える意を表す。「人—」「国—」「菊—」 ２ 名詞の下に付いて、そのもの...
き‐よう【器用】
［名・形動］ １ からだを思うように動かして、芸事・工作などをうまくこなすこと。また、そのさま。「手先が—だ」「—に箸(はし)を使う」 ２ 要領よく、いろいろな物事を処理すること。また、そのさま...
な【名】
１ ある事物を他の事物と区別するために、それに対応するものとして与える、言語による記号。名前。 ㋐一般に、その事物の呼び方。「人と—の付く生き物」「花の—」 ㋑ただ一つしか存在しないものとしての...
そこら‐あたり【其処ら辺り】
［代］中称の指示代名詞。 １ そのあたり。その辺。「—を探してごらん」 ２ その程度。その辺。「卸値は—で手を打とう」 ３ それに関すること。その辺。「—をよく考えるがよい」
そば【側／傍】
１ 空間の隔たりがあまりない所。近く。「駅の—の交番」 ２ その動詞の表す動作・状態と時間の隔たりがないことを表す語。すぐそのあと。するとすぐ。「作る—から食べる」 [用法]そば・わき——「そば...
その‐むき【其の向き】
１ その方向・方面。また、その方面に関係している人。関係者。「—の専門家」 ２ その方面のことを取り締まる役所。そのすじ。「—からのお達し」 ３ ある物事を特に好むこと。また、そのような人。「—...
よ【余】
１ そのほか。それ以外。「—の儀」「—は知らず当面のことを考えよう」 ２ あまって残ったもの。残り。あまり。残余。「—は追って通知する」 ３ （「…の余」の形で）多く数量を表す語に付いて、その数...
い‐なり【居成り】
１ 動きが感じられないこと。そのままの状態にあること。「今日見れば花も杉生(すぎふ)になりにけり風は—に吹くと見れども」〈散木集・六〉 ２ 奉公人が年季があけても、そのまま奉公を続けること。また...
