たま‐みそ【玉味噌】
ソラマメを煮て麹(こうじ)と塩とをまぜ、団子に丸めて藁苞(わらづと)に包み、炉の上やかまどのそばに1、2年置いて熟成させた味噌。味噌玉。
たぬき‐ねいり【狸寝入り】
[名](スル)眠っているふりをすること。空寝(そらね)。「—して聞き耳を立てる」
ちゅう‐ろくてん【中六天/宙六天】
1 空中。宙。 2 物を見ないで、そらで覚えていること。「この里の事は—に」〈浮・常々草〉
たぬき‐がお【狸顔】
人をばかにしたような、そらとぼけた顔。
たんぜん‐たてがみ【丹前立(て)髪】
丹前姿の男の髪形。月代(さかやき)をそらないで伸ばしたもの。立て髪。
ちょく‐し【直視】
[名](スル) 1 目をそらさないで、まっすぐに見つめること。「相手の目を—する」 2 事実を正しくはっきりと見ること。「現実を—する」
つり‐こうろ【釣(り)香炉】
ひもでつり下げるようにした香炉。空(そら)だきして香をくゆらせる。
つくり‐わらい【作り笑い】
[名](スル)おかしくもうれしくもないのに、わざと笑うこと。そら笑い。「—してその場をつくろう」
つま‐づま【端端】
物事のはしばし。すみずみ。「—合はせて語る虚言(そらごと)は恐しき事なり」〈徒然・七三〉
つくり‐なき【作り泣き】
悲しくもないのに泣くふりをすること。また、その泣き方。うそなき。そらなき。