魚(うお)を得(え)て筌(うえ)を忘(わす)る
《「荘子」外物から》魚を得てしまうと、魚とりの道具である筌は不要になり忘れてしまうように、目的を達すると、それに役立ったものの功を忘れてしまうというたとえ。
ウオーム‐はぐるま【ウオーム歯車】
《wormはミミズのような虫の意》螺旋(らせん)状の歯形を切った円筒歯車ウオームと、それにかみ合う円盤歯車からなる装置。同一平面にない二つの軸が互いに直角である場合に用い、ウオームから回転を伝え...
うたまい‐の‐つかさ【楽官/雅楽寮】
1 律令制施行以前、朝廷で歌舞音楽をつかさどった役所。また、それに属する人。楽官(がっかん)。 2 ⇒ががくりょう(雅楽寮)
うち‐ぐるわ【内郭】
城の内部にさらに築かれた郭。また、それに囲まれた区域。→外郭(そとぐるわ)
うち‐て【打(ち)手】
1 (「撃ち手」とも書く)銃砲などを撃つ人。射手。 2 太鼓・鉦(かね)などを鳴らす人。また、それにすぐれた人。 3 (「討ち手」とも書く)敵や罪人などを討伐したり捕らえたりするために向かう人・...
うちゅう‐ふく【宇宙服】
真空かそれに近い状態の宇宙空間での人間の生命を維持し作業を可能にする服。
うなり【唸り】
1 うなること。また、それに似た声や音。「機械が—をあげる」 2 凧(たこ)につけて、風の力で鳴らすもの。また、その音。鯨のひげや籐(とう)を薄く削り弓形にしたものなどを糸に張る。 3 振動数の...
うみ‐だか【海高】
江戸時代、漁業の収穫を石高(こくだか)に換算して表したもの。また、それに対して課した税。実施されたのは少数の漁村であった。海石(うみこく)。
ウムラウト【(ドイツ)Umlaut】
1 ドイツ語などで、母音の音色がそれに後続する音節の影響で変化すること。母音変異。また、変化したその母音。変母音。ドイツ語ではä、ö、üのように示す。 2 変母音を示す綴字(ていじ)記号「¨」のこと。
うめ‐たて【埋(め)立て】
海底などに浚渫(しゅんせつ)土砂などを積み上げ、新しく陸地を造成すること。また、それによってできた土地。「—地」「—工事」