ない‐ほう【内方】
1 内部のほう。うちがわ。⇔外方。 2 (「内宝」とも書く)他人の妻を敬っていう語。内儀。内室。うちかた。「高砂歌う礼式さえすれば、夫(それ)で女は御—様になり」〈露伴・寝耳鉄砲〉
なお‐し【猶し/尚し】
[副]《「し」は強めを表す助詞》 1 それでもやっぱり。依然として。「橘(たちばな)は花にも実にも見つれどもいや時じくに—見がほし」〈万・四一一二〉 2 ますます。いっそう。「鳥の飛ぶよりも、—...
ない‐しん【内心】
1 表に出さない気持ち。心のうち。心中。副詞的にも用いる。「—を打ち明ける」「—びくびくだった」 2 三角形の内接円の中心。三つの内角それぞれの二等分線が交わる点に一致する。⇔外心。
ないせい‐ふかんしょう【内政不干渉】
一国の内政問題はそれぞれの国家の意思によって決められるべきで、他国が干渉してはならないこと。国際法上の原則となっている。
ないじゅ‐どころ【内豎所】
宮中で、内豎を指揮し、それに関する事務をつかさどった役所。
なか‐がい【仲買】
物品や権利の売買の媒介をして営利をはかること。また、それを業とする人。ブローカー。「—人」 [補説]仲買は、卸売業者と小売業者の間に介在して大口の商品を分け売りしたり、複数の生産者から生産物を買...
ないげ‐てん【内外典】
《「ないげでん」とも》内典と外典。仏教とそれ以外の典籍。
ないざい‐ひひょう【内在批評】
1 ある学説・思想などを、その前提となるものを一応認めたうえで、それに即して批評すること。 2 文芸批評の一。個々の文学作品を、その形式・技巧や主題の性質に関して批評すること。⇔外在批評。
なが‐おい【長追い】
[名](スル)逃げる者を遠くまで追いかけること。深追いすること。「それでも厭(あ)かずばと、—する」〈露伴・椀久物語〉
ながさき‐げんばくしりょうかん【長崎原爆資料館】
長崎に投下された原子爆弾による被害を示す資料を展示する施設。平成8年(1996)、それまで被爆資料の展示などをしていた長崎国際文化会館を建て替えて開館。