そわ【岨】
⇒そば(岨)
そわか【蘇婆訶/薩婆訶】
《(梵)svāhāの音写。円満・成就などと訳す》仏語。幸あれ、祝福あれ、といった意を込めて、陀羅尼・呪文(じゅもん)などのあとにつけて唱える語。そばか。
そわ・す【添わす】
[動サ五(四)]「添わせる」に同じ。「二人は迚ても—・されぬ容子だから」〈長塚・土〉 [動サ下二]「そわせる」の文語形。
そわ・せる【添わせる】
[動サ下一][文]そは・す[サ下二] 1 添うようにさせる。「付き人を—・せて外出させる」 2 夫婦にさせる。結婚させる。「いずれよい人を見つけて—・せてやろう」
そわ‐そわ
[副](スル)気持ちや態度が落ち着かないさま。「発表待ちで朝から—する」
そわそわ‐し・い
[形][文]そはそは・し[シク]そわそわしている。落ち着かないようすだ。「何とはなく—・い町筋に」〈三重吉・小鳥の巣〉
そわ‐つ・く
[動カ五(四)]落ち着かないようすをする。そわそわする。「父が、—・いて、人目を憚るようにしていたのと思い合わせ」〈宮本・伸子〉
そわ‐づたい【岨伝い】
⇒そばづたい
そわ‐みち【岨道】
⇒そばみち
そわ・る【添わる】
[動ラ五(四)]付け加わる。加わって増す。「青みがかった色が—・って来る」〈荷風・ふらんす物語〉