ぞうけつ‐きかん【造血器官】
血球をつくる器官。胎児の肝臓・脾臓(ひぞう)・骨髄、成人の骨髄など。造血器。造血臓器。
ぞうけつ‐さいぼう【造血細胞】
赤血球・白血球・血小板に分化する能力を持つ細胞の総称。骨髄や臍帯血の中にある。造血幹細胞、造血前駆細胞、および最終的に成熟した血球になる前の段階にある種々の細胞が含まれる。
ぞうけつ‐ざい【造血剤】
血液中の赤血球・ヘモグロビンを増加させる薬剤。鉄剤や葉酸・ビタミンB12・肝臓製剤など。貧血の治療に用いる。増血剤。
ぞうけつ‐ぞうき【造血臓器】
⇒造血器官
ぞう‐げ【象牙】
象の上あごにある長く伸びた一対の門歯。細かい木目状の縞模様があり、適度の硬さなので細工物に用いられた。
ぞう‐げい【雑芸】
1 古代に行われた雑多な芸能。特に、中国から伝来した散楽(さんがく)系統の曲芸・奇術。雑伎(ざつぎ)。ざつげい。 2 平安後期から鎌倉時代にかけて流行した歌謡の総称。催馬楽(さいばら)など古典的...
ぞうげ‐いろ【象牙色】
やや黄色みを帯びた白色。アイボリー。
ぞうげ‐かいがん【象牙海岸】
⇒コートジボワール
ぞうげ‐しつ【象牙質】
歯の主要部をなす組織。黄白色で骨質より硬く、歯冠ではエナメル質に、歯根ではセメント質に覆われ、内部に歯髄がある。歯質。
ぞうげ‐の‐とう【象牙の塔】
《(フランス)tour d'ivoire》芸術至上主義の人々が俗世間を離れて楽しむ静寂・孤高の境地。また、現実から逃避するような学者の生活や、大学の研究室などの閉鎖社会。フランスの文芸評論家サン...