たかく‐たい【多核体】
二個以上の核をもつ細胞。筋細胞のように細胞が融合して隔壁が消失したものや、変形菌のように核のみが分裂し、細胞質の分裂が伴わないものがある。多核細胞。
高(たか)く付(つ)・く
安いものを買ったつもりが、後日の出費でかえって高いものになってしまう。「結局、—・いてしまった」
たかく‐てき【多角的】
[形動]いくつかの方面にわたるさま。「—に検討する」
たかく‐のうぎょう【多角農業】
労働力・土地・機械・施設などを効率よく活用し、稲作・野菜・果樹・草花・畜産などを組み合わせて行う農業のこと。
たかく‐ぼうえき【多角貿易】
2国間貿易における収支の不均衡を防ぎ、貿易の拡大を図るために、3か国以上で多角的決済方式によって行われる貿易。三角貿易など。
たかくま‐さんち【高隈山地】
鹿児島県、大隅半島西部にある山地。鹿児島湾沿いに南北に連なり、北は霧島(きりしま)市福山町付近から南は鹿屋(かのや)市古江付近まで南北約25キロメートル、東西約15キロメートル続く。そのうち標高...
たか‐くら【高倉】
建物の床を高くし、柱で支える構造の倉。ネズミの害や湿気などを防ぐ。現在でも奄美群島や東南アジアなどにみられる。
たか‐くら【高座】
一段高く設けた座席。天皇の玉座などの類。こうざ。
たかくら‐どおり【高倉通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の丸太町通りから南の八条通りに至る。途中、渉成園(枳殻(きこく)邸)で中断。全長約3.5キロ。平安京の高倉小路にあたる。
たかくら‐の【高座の】
[枕]高座の上に御蓋(みかさ)がつるされるところから、「みかさ」にかかる。「—三笠(みかさ)の山に鳴く鳥のやめば継がるる恋もするかも」〈万・三七三〉