たか‐ね【高音】
1 鳥の鳴き声や音楽の調子の高いこと。「鶯の—」 2 高低2種の三味線の合奏で高い音のほう。上調子(うわぢょうし)。 3 能管・一節切(ひとよぎり)・尺八などの曲名・曲節名。高音域で始まる曲が多い。
たか‐ね【高値】
1 値段の高いこと。高い値段。⇔安値。 2 取引市場で、1日とか1か月といった一定期間のうちでついた最も高い値段。⇔安値。
たか‐ね【高嶺/高根】
高い山。高い峰。「富士の—」
たかね‐おろし【高嶺颪】
高い山の上から吹きおろしてくる風。
たかね‐ざくら【高嶺桜】
ミネザクラの別名。
たかね‐つかみ【高値掴み】
相場がまだ上がると思って買ったところ、その直後に下がり、結果的に高い値段で買ってしまうこと。
たかね‐つめくさ【高嶺爪草】
ナデシコ科の多年草。高山に自生し、高さ4〜7センチ。葉は線形。夏、白い花を開く。
たかね‐なでしこ【高嶺撫子】
ナデシコ科の多年草。中部以北の高山帯の岩石地に自生し、高さ約20センチ。花は濃紅色の5弁花で、縁は細く深く裂けている。
たかね‐ななかまど【高嶺七竈】
バラ科の落葉低木。中部以北の山地に自生し、高さ約1メートル。葉は羽状複葉。7月ごろ、紅色がかった白い小花を多数つけ、実は秋に赤く熟す。
たかね‐の‐はな【高嶺の花】
遠くから見るだけで、手に入れることのできないもの、あこがれるだけで、自分にはほど遠いもののたとえ。