ただ【直】
[名・形動ナリ] 1 曲がっていないこと。また、そのさま。まっすぐ。「春霞井の上(へ)ゆ—に道はあれど」〈万・一二五六〉 2 隔てるもののないこと。また、そのさま。直接。じか。「—に逢(あ)は...
ただ【徒/只】
《「直(ただ)」と同語源》 [名] 1 取り立てて値打ちや意味がないこと。普通。「—の人」「—のからだではない」 2 何事もなく、そのままであること。無事。「見つかったら—では済まない」 3 ...
ただ【多田】
姓氏の一。 [補説]「多田」姓の人物多田富雄(ただとみお)多田南嶺(ただなんれい)多田満仲(ただのまんじゅう)多田裕計(ただゆうけい)
ただ【唯/只/但】
《「直(ただ)」と同語源》 [副] 1 そのことだけをするさま。それよりほかにないと限定するさま。ひたすら。もっぱら。「—時間ばかりかかる」「—無事だけを祈る」 2 数量・程度などがごく少ない...
ただ…までだ
《「までだ」は、副助詞「まで」+断定の助動詞「だ」》事態はそれだけで、それ以外の事を考える必要はないという意味を表す。事態の成立が未来のとき、動作主体が話し手の場合は決意、話し手以外の場合は確認...
ただ‐あり【徒有り】
[名・形動ナリ]飾り気がないこと。ありふれていること。また、そのさま。ありのまま。平凡。「をかしきすぢなど立てたることはなう、—なるやうなるを」〈枕・四九〉
ただ‐い【直居】
板敷きなどに直接すわること。「—にゐるに、むしろ、たたみをとらせばやと思へども」〈宇治拾遺・九〉
ただ‐い【徒居/只居】
なにもしないでむだに時を過ごすこと。「暫時も—せず」〈浮・永代蔵・四〉
た‐だい【多大】
[名・形動]数量・規模などが非常に大きいこと。また、そのさま。「—な(の)損害を被る」 →莫大(ばくだい)[用法]
ただ‐いま【只今/唯今】
[名] 1 今この時。現在。「—の時刻は午前九時です」「—用意しています」 2 ごく近い過去。ほんの少し前。今しがた。「—の報告に異議がある」「—帰ってきたところです」 3 ごく近い未来。すぐ...