ぶ【誣】
[音]ブ(漢) フ(慣) [訓]しいる 事実でないことをでっちあげて言いたてる。「誣言(ふげん・ぶげん)・誣告(ぶこく・ふこく)・誣謗(ふぼう)・誣罔(ふもう)/讒誣(ざんぶ)」
ふみ‐おこ・す【踏み起こす】
[動サ四] 1 地を踏んで鳥獣などを驚かす。狩りたてる。「朝狩に鹿猪(しし)—・し夕狩に鳥踏み立て」〈万・九二六〉 2 再興する。「中ごろ絶えたる足利の家—・す」〈浄・女夫池〉
ふみ‐なら・す【踏(み)鳴らす】
[動サ五(四)]激しく踏んで音をたてる。「舞台を—・して踊る」→床を踏み鳴らす
ひょう‐ひゃく
[名・形動]《「表白(ひょうびゃく)」がわけのわからない文句を並べたてるところから。近世語》ざれごとを言うこと。また、そのさま。「大黒といふ人は—な福神にて大穴持の名にも似ぬ、小まち新造をどっと...
ぼい‐の・す【追ひ乗す】
[動サ下二]追いたてるようにして乗せる。無理に乗せる。「梅の木の立て場から、とうどう我等(うら)を—・せて」〈滑・膝栗毛・二〉
弁(べん)を弄(ろう)・する
かってなことを言いたてる。へりくつを言う。「—・して言い逃れる」
べんじ‐た・てる【弁じ立てる】
[動タ下一]一方的に話をする。まくしたてる。「縁日の手品師の口調でべらべら—・てます」〈谷崎・幇間〉
べり‐た・つ
[動タ下二]しゃべりたてる。べらべらしゃべる。「たった一人で—・つる」〈浄・油地獄〉
へらず‐ぐち【減らず口】
《いくらしゃべっても口はへらない、の意から》自分勝手なへ理屈を言いたてること。強がりや負けおしみを言うこと。また、その言葉。「—をたたく」
べら‐べら
[副](スル) 1 立て続けに勢いよくしゃべるさま。「—(と)まくしたてる」 2 布などが薄くて張りのないさま。「—(と)した安物の生地」 3 悠長なさま。「此半兵衛は蔵に—何していやる」〈浄...