ぱち‐つか・せる
[動サ下一] 1 ぱちぱちと音をたてる。「扇子を—・せて」〈漱石・坊っちゃん〉 2 しきりにまばたきする。「びっくりして目を—・せる」
よび‐ごえ【呼(び)声】
《古くは「よびこえ」》 1 呼ぶ声。呼びたてる声。「金魚売りの—」 2 人選・任命などについての評判。名声。 3 名前。呼び名。「うかとした—はいやでござある」〈咄・醒睡笑・二〉
よばわり【呼ばわり/喚ばわり】
1 大声で呼ぶこと。 2 人を表す語に付けて、そうときめつけて言いたてるのに用いる。「ぬすっと—」
よばわ・る【呼ばわる/喚ばわる】
[動ラ五(四)]大声で呼びたてる。また、叫ぶ。「七兵衛が戻ったぞと大声に—・る」〈柳田・山の人生〉
ゆすり‐み・つ【揺すり満つ】
[動タ四]その場にいる人がみな騒ぎたてる。ざわめく。「ここらの男女、上下、—・ちて泣きとよむに」〈源・若菜上〉
りくつ‐や【理屈屋】
何かと理屈を言いたてる人。
やま‐どり【山鳥】
1 山の中にすむ鳥。山の鳥。 2 キジ科の鳥。日本特産で、本州・四国・九州の森林にすむ。雄は尾が長いので全長約125センチ、雌は約55センチ。全体に赤褐色で縦斑があり、尾には黒い横縞がある。単独...
やま‐ならし【山鳴】
ヤナギ科の落葉高木。山地の日当たりのよい所に生える。葉は互生し、広卵形で、葉柄は長い。風にゆらいだ葉が触れ合って音をたてる。雌雄異株。春、葉より先に花をつけ、雄花穂は赤褐色、雌花穂は黄緑色で、下...
よび‐たて【呼(び)立て】
1 呼びたてること。「気軽に—できる相手」→御(お)呼び立て 2 合図をして立ち去らせること。また、その合図。「太鼓の—を聞くまでに」〈浮・元禄大平記〉
りっ‐ぷく【立腹】
[名](スル)はらをたてること。怒ること。腹立(ふくりゅう)。「失敬な質問に—する」