こころ‐ざ・す【志す】
[動サ五(四)] 1 ある事をしようと思い定める。心の中に立てた目的・目標に向かって進もうと決心する。「学問に—・す」「建築家を—・す」「或いは山崎を—・して逃ぐるもあり」〈太平記・一五〉 2 ...
こころ‐ざむ・い【心寒い】
[形][文]こころざむ・し[ク]恐れや驚きのために、ぞっと身の縮む思いがするさま。「桃子を亡くした—・い草八の身に」〈井上友一郎・受胎〉
こころ‐ざし【志】
1 ㋐ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。「—を遂げる」「事、—と異なる」「—を同じくする」「青雲の—を抱く」 ㋑心の持ち方。信念。志操。「—を高く保つ」 2 相手のためを思う気持...
心(こころ)が弾(はず)・む
喜びや楽しい期待のために、心がうきうきする。「夏休みの期待に—・む」
心(こころ)に入(い)・る
(「入る」が四段活用の場合) 1 心に深くしみる。「何故(なにゆゑ)か思はずあらむ紐(ひも)の緒の—・りて恋しきものを」〈万・二九七七〉 2 気に入る。心にかなう。「なのめならず—・りて思ひい...
心(こころ)を躍(おど)ら・せる
喜びや楽しい期待などのために心をわくわくさせる。心を躍らす。「—・せて入学式に臨む」
心(こころ)を鬼(おに)に◦する
かわいそうだと思いながら、厳しい態度をとる。「子供の将来のために—◦してしかる」
こん‐きゅう【困窮】
[名](スル) 1 困り果てること。困り苦しむこと。「不況対策に—する」 2 貧しいために生活に苦しむこと。「—した家庭」
ごん‐げ【権化】
1 仏・菩薩(ぼさつ)が人々を救済するために、この世に仮の姿となって現れること。また、その仮の姿。化現(けげん)。権現(ごんげん)。化身。⇔実化。 2 ある抽象的な特質が、具体的な姿をとって現れ...
こ‐きゅう【呼吸】
[名](スル) 1 息を吸ったり吐いたりすること。「—を整える」「荒々しく—する」 2 共に動作をするときの互いの調子。息。「二人の—が合う」「阿吽(あうん)の—」 3 物事をうまく行う微妙な調...