ひかりかいふく‐こうそ【光回復酵素】
DNA修復酵素の一。紫外線の照射によってDNAに生じた損傷を修復するはたらきをもつ。フォトリアーゼという酵素が知られる。
ハイパーインフレ
《hyperinflationから》生産能力が限界に達しているため、有効需要の増加が生産量の増加をもたらさず、物価だけが短期間に数倍、数十倍に騰貴し、その結果、貨幣に対する社会的信頼が崩れてしま...
はいとくしゃ【背徳者】
《原題、(フランス)L'Immoraliste》ジードの長編小説。1902年刊。考古学者ミシェルが、アフリカで死の淵からよみがえり、既成の道徳・秩序を超えた生の享楽に目覚めるが、そのことがやがて...
はい‐まぎ・る【這ひ紛る】
[動ラ下二]身を低くして隠れる。こっそり隠れる。「いづくに—・れて、かたくなしと思ひゐたらむ」〈源・空蝉〉
バイオフィルム【biofilm】
1 微生物が自身の産生する粘液とともに作る膜状の集合体。口腔の歯垢のほか、干潟の泥や川石の表面などに形成される膜などをさす。菌膜。微生物膜。 2 肺炎菌が周辺の肺組織の間につくる粘着性膜。多糖類...
ばい‐よう【貝葉】
「貝多羅葉(ばいたらよう)」の略。
ばいたら‐よう【貝多羅葉】
《(梵)pattraの音写。木の葉の意》上古のインドで、針で彫りつけて経文を書き、紙の代わりに用いたタラジュの葉。
バイオデザイン【biodesign】
ドイツの工業デザイナー、ルイジ=コラーニが自然界の生態にはたらいている力の原理に基づく自らの形態表現を呼んだ言葉。なめらかな曲面をもつボールペン・カメラなどが製品化された。
ハウスキーピング‐いでんし【ハウスキーピング遺伝子】
ほとんどの細胞や組織で、常にほぼ一定量が発現し、機能している一連の遺伝子群。エネルギー代謝や細胞の維持・増殖などに不可欠なはたらきを担っている。
ハイ‐アライ【(スペイン)jai alai】
スペインの球技。敵味方の選手が、手にはめたラケットで硬球を壁に交互に打ちつけて得点を争うもの。17世紀にバスク地方で始まり、フランス・イタリア・メキシコなどでも行われている。回力球。