せいアンナとせいぼし【聖アンナと聖母子】
《原題、(イタリア)Sant'Anna, la Madonna e il Bambino con l'agnello》レオナルド=ダ=ビンチの絵画。板に油彩。縦169センチ、横130センチ。聖ア...
そば・える【戯える】
[動ア下一][文]そば・ふ[ハ下二] 1 風が甘えかかるように、やわらかく吹く。「冷たい頸元に—・える軽い風に吹かれていると」〈秋声・あらくれ〉 2 動物などがたわむれる。「犬は木陰を離れて…原...
たお・む【撓む】
[動マ四]曲がる。傾く。たわむ。「花が咲いては—・うだ枝に実がなる」〈田植草紙〉
[動マ下二]曲げる。傾ける。「稲の柱をおし—・めねば扱(こ)かれぬ」〈田植草紙〉
たわ・ける【戯ける】
[動カ下一][文]たは・く[カ下二] 1 ふざけたことをする。ばかなことをする。たわむれる。「—・けたことを言うな」 2 常識からはずれたことをする。特に、みだらな行いをする。「遂にひそかに—・...
たわぶ・る【戯る】
[動ラ下二]《「たわむれる」の古形》「たわむれる」に同じ。「しきたへの床の辺去らず立てれども居れどもともに—・れ」〈万・九〇四〉
たわぶれ【戯れ】
「たわむれ」に同じ。「—にものたまふべきことにあらず」〈宇津保・俊蔭〉
たわぶれ‐あそび【戯れ遊び】
たわむれて遊ぶこと。あそびごと。遊戯。「—を好みて、心のままなる官爵にのぼりぬれば」〈源・少女〉
たわぶれ‐ごと【戯れ事】
「たわむれごと」に同じ。「—もまめごとも、同じ心に慰めかはして」〈源・椎本〉
たわぶれ‐ごと【戯れ言】
「たわむれごと」に同じ。「おしなべたらぬ若人どもに、—などのたまひつつ」〈源・帚木〉
たわぶれ‐にく・し【戯れにくし】
[形ク]たわむれにすることができない。冗談ごとでは済まされない。「心づから—・きをり多かれど」〈源・梅枝〉