たんさん‐こう【炭酸孔】
火山で、水蒸気と炭酸ガス(二酸化炭素)を多量に噴出する穴。
たんさん‐こてい【炭酸固定】
⇒炭酸同化作用
たんさん‐し【炭酸紙】
⇒カーボン紙
たんさん‐すい【炭酸水】
炭酸ガスの発泡性水溶液。天然には炭酸泉としてわき出るが、製造もされ、清涼飲料などに用いる。プレーンソーダ。
たんさんすいそ‐イオン【炭酸水素イオン】
⇒重炭酸イオン
たんさんすいそ‐えん【炭酸水素塩】
炭酸水素イオンを含む塩。多くは水溶液として存在し、弱アルカリ性。リチウムを除くアルカリ金属、アンモニウム、カドミウム、水銀(Ⅱ)などの塩が安定であり、熱すると固体として取り出せる。酸性炭酸塩。
たんさんすいそえん‐せん【炭酸水素塩泉】
泉質の一。ナトリウムイオン・炭酸水素イオンを主成分とする温泉。皮膚疾患・やけど・糖尿病などに効くほか、肌をなめらかにする効果があるとされる。ナトリウム泉。重曹(じゅうそう)(炭酸水素ナトリウム)...
たんさんすいそ‐ナトリウム【炭酸水素ナトリウム】
炭酸の一水素ナトリウム塩。白色の微細な結晶。加熱すると二酸化炭素を発生して炭酸ナトリウムとなる。水溶液は弱アルカリ性。医薬品・消火剤などに利用。化学式NaHCO3 重炭酸ナトリウム。重炭酸ソーダ...
たんさん‐ストロンチウム【炭酸ストロンチウム】
ストロンチウムの炭酸塩。常温で無色、斜方晶系結晶。天然にストロンチアン石として産出。酸に容易に溶け、二酸化炭素を発生する。フェライト磁石、液晶ディスプレー用のガラス素材、花火などに用いられる。化...
たんさん‐せっかい【炭酸石灰】
炭酸カルシウムのこと。