が…だから
(「が」と「だから」の前に同一の名詞を伴って)その事柄が内包している性質や内情が、最も大きな原因・理由になっていることを示す。「ものがものだから、大切に扱えよ」「場合が場合だから、しかたがない」
で‐あるから
[接]だから。それゆえ。それだから。「私は君に期待する。—こそ苦言を呈するのだ」
まし‐て【況して/増して】
[副] 1 前の場合でさえそうなのだから、この場合はもちろんそうだという気持ちを表す語。なおさら。いわんや。「大人でも大変なのだから、—子供には無理だ」 2 いっそう。さらに。もっと。「瓜食(は...
だ‐に
[連語]《断定の助動詞「だ」+接続助詞「に」》 1 (終助詞的に用いて)軽い感動の意を添える。…だからなあ。…なのになあ。「恰(ちょう)ど仕立物に掛ったとこ—」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉 2 逆...
だ‐もんだから
[接]《「だものだから」の音変化》というわけで。だから。「同じ年代がそろった。—話がはずんでね」
たから‐がい【宝貝】
タカラガイ科の巻き貝の総称。貝殻は卵形、背面は滑らかで光沢が強く、斑紋がある。腹面の細長い殻口の両縁に刻み目があり、生きているときは殻を外套膜(がいとうまく)が包んでいる。熱帯地方の浅海に多い。...
こと‐とて【事とて】
[連語]《名詞「こと(事)」+係助詞「とて」》 1 理由を表す。…だから、それだけ。…だけあって。「年をとってからできた子供の—、かわいくてしかたがない」「念を入れた—、よい仕上がりだ」 2 逆...
されば‐こそ【然ればこそ】
[連語] 1 そうだからこそ。それだから。「—あのとき注意したのだ」 2 予想が的中したときに用いる語。案の定。やっぱり。「—、行綱はまことを言ひけり」〈平家・二〉
じゅん‐せつ【順接】
[名](スル)二つの文または句の接続のしかたで、前件が後件の順当な原因・理由などになっているもの。「風が吹けば桶屋がもうかる」の「ば」や、「材料がない。だから期日までにはできない」の「だから」の...
せっ‐かく【折角】
[副] 1 いろいろの困難を排して事をするさま。無理をして。苦労して。わざわざ。「—来てくれたんだから、ゆっくりしていきなさい」「—のみやげを汽車の中に置き忘れた」 2 (「折角の」の形で、体...