び‐ちゅう【微衷】
自分のまごころ・本心をへりくだっていう語。「お上に置かせられても、我々の—をお酌取下されたものと」〈鴎外・大塩平八郎〉
び‐しん【微臣】
取るに足りない臣。微賤の臣。また、臣下が主君に対して自分をへりくだっていう語。
ひ‐とく【菲徳】
徳が薄いこと。また、自分の徳をへりくだっていう語。寡徳(かとく)。「是余(わ)が—の致す所」〈染崎延房・近世紀聞〉
び‐さい【微才】
わずかの才能。また、自分の才能をへりくだっていう語。
び‐し【微志】
わずかの志。また、自分の志をへりくだっていう語。寸志。
ひ‐さい【非才/菲才】
才能がないこと。才能の乏しいこと。また、自分の才能をへりくだっていう語。「浅学にして—の身」
び‐りょく【微力】
1 力が弱く足りないこと。また、その力。 2 自分の力量をへりくだっていう語。「—ながら協力させていただきます」
び‐く【微躯】
いやしい身。また、自分をへりくだっていう語。
ひ‐けん【卑見/鄙見】
自分の意見をへりくだっていう語。「—を述べさせていただきます」
び‐こう【微功】
わずかな功績。また、自分の功績をへりくだっていう語。