ひ【婢】
[音]ヒ(漢) 1 女の召使い。下女。はしため。「婢僕/下婢・官婢・侍婢・奴婢(どひ・ぬひ)・僕婢」 2 女性が自分をへりくだっていう語。「婢子」
ひ【鄙】
[音]ヒ(呉)(漢) [訓]ひな ひなびる 1 都市部から離れた地。いなか。「都鄙・辺鄙」 2 いなかっぽい。ひなびている。つまらなく卑しい。「鄙語・鄙俗・鄙劣・鄙陋(ひろう)・鄙猥(ひわい)/...
ひ‐かい【鄙懐/卑懐】
いやしい思い。自分の思いをへりくだっていう語。
ひ‐かん【卑官】
階級の低い官。また、官吏が自分をへりくだっていう語。
ひ‐けん【卑見/鄙見】
自分の意見をへりくだっていう語。「—を述べさせていただきます」
ひ‐さい【非才/菲才】
才能がないこと。才能の乏しいこと。また、自分の才能をへりくだっていう語。「浅学にして—の身」
ひ‐とく【菲徳】
徳が薄いこと。また、自分の徳をへりくだっていう語。寡徳(かとく)。「是余(わ)が—の致す所」〈染崎延房・近世紀聞〉
ひん‐そう【貧僧】
貧しい僧。また、僧が自分のことをへりくだっていう語。
ひん‐どう【貧道】
[名]仏道修行の乏しいこと。「我—にして何ぞ一日のうちに書き終はらんやと」〈今昔・七・二三〉
[代]一人称の人代名詞。僧侶が自分をへりくだっていう語。拙僧。「—二十八歳の時、遁世の門に入りて...
び‐かん【微官】
階級の低い官職。また、官吏がみずからをへりくだっていう語。卑官。小官。