ろう【老】
[名] 1 年をとっていること。また、その人。老人。「—先生」「—を負い幼を扶けて火を避くる者」〈樗牛・滝口入道〉 2 律令制で、61歳から65歳(のち、60歳から64歳)までの者の称。 3 ...
ろう‐おく【陋屋】
狭くてみすぼらしい家。また、自分の家をへりくだっていう語。陋居(ろうきょ)。
ろう‐かん【老漢】
年をとった男。また、男子が自己をへりくだっていう。
ろう‐けん【陋見】
1 狭い見解。あさはかな考え。「因襲の—に囚われている年寄の」〈二葉亭・平凡〉 2 自分の考えをへりくだっていう語。卑見。
ろう‐こつ【老骨】
年老いたからだ。老体。老躯(ろうく)。また、老人がみずからをへりくだっていう語。「—にむち打つ」
ろう‐じゅ【老儒】
年をとっていて学識の高い儒者。また、儒者が自分をへりくだっていう語。
ろう‐せい【老生】
[名] 1 年寄り。老人。 2 年をとった書生。
[代]一人称の人代名詞。年をとった男性が自分をへりくだっていう語。多く手紙文に用いる。「—も元気でおります」
ろう‐たく【陋宅】
1 狭くむさくるしい家。 2 自分の家をへりくだっていう語。拙宅。
ろう‐はい【老輩】
年をとった人々。老人たち。また、老人がみずからをへりくだっていう語。
ろうば‐しん【老婆心】
年とった女性が、度を越してあれこれと気を遣うこと。転じて、必要以上に世話をやこうとする自分の気持ちを、へりくだっていう語。「—から言わせてもらえば」