ちから‐ぐら【税倉】
上代、租税としての稲米を納めた倉。
ちから‐ぐるま【力車】
荷物を積んで、人力で運ぶ車。荷車。「恋草を—に七車積みて恋ふらく我(わ)が心から」〈万・六九四〉
ちから‐げ【力毛】
1 筆の穂先に用いる主要な毛。 2 強健な人の胸・腕・脛(すね)などに生える毛。「胸をおふる—」〈幸若・和田宴〉
ちから‐こぶ【力瘤】
1 力をこめて腕を曲げるとき、二の腕の内側にできる筋肉の隆起。 2 力を入れて行うこと。熱心に尽力すること。「語学教育に—を入れる」
ちから‐ご【力碁】
定石にとらわれず、乱戦を好み、自分の読みを頼りに打つ碁。また、その棋風。
ちから‐ごえ【力声】
力を入れるときに発する声。えいえい声。「打つ波の音—、命限りと攻めあひしが」〈浄・浦島年代記〉
ちから‐さぎょう【力作業】
肉体的・物理的な力を要する作業。力仕事。
ちから‐しごと【力仕事】
特に体力を必要とする仕事。力作業。肉体労働。
ちから‐しね【税稲】
上代、税(ぜい)として納めた稲。
ちから‐しば【力芝】
イネ科の多年草。原野・路傍に生え、高さ30〜80センチ。葉は線形。初秋、黒紫色で長い芒(のぎ)のある小穂を密生し、円柱状の大きな穂をつくる。根が非常に強く、抜き取るのに力がいる。みちしば。