おに‐もの【鬼物】
狂言の分類の一。和泉流で、鬼・閻魔(えんま)・雷の登場するもの。鷺(さぎ)流では鬼事、大蔵流では山伏物も含め、鬼山伏狂言という。→鬼畜物(きちくもの)
おの【小野】
姓氏の一。 [補説]「小野」姓の人物小野梓(おのあずさ)小野鵞堂(おのがどう)小野湖山(おのこざん)小野忠明(おのただあき)小野竹喬(おのちくきょう)小野十三郎(おのとおざぶろう)小野妹子(おの...
おばすて‐やま【姨捨山】
長野県千曲(ちくま)市にある冠着(かむりき)山の別名。標高1252メートル。古くから「田毎(たごと)の月」とよばれる月見の名所。更級(さらしな)に住む男が、山に捨てた親代わりの伯母を、明月の輝き...
オムニバス‐ちょうさ【オムニバス調査】
複数の調査依頼者(クライアント)を募集し、同一のアンケート調査を相乗りで行うこと。各依頼者で共通する質問および個別の質問で構成され、集計は依頼者ごとに行われる。比較的低コストで、多くの回答者を対...
おや‐にらみ【親睨】
スズキ科の淡水魚。全長13センチくらい。体は楕円形で側扁する。全体に褐色で、えらぶたに円紋がある。目を中心として放射状に暗赤色の条帯があり、にらみつけているように見える。西日本の河川の上・中流域...
おれ‐こだ・る【折れこだる】
[動ラ下二] 1 からだを折り曲げる。身をくねらせる。「—・れ、身をなきになして舞ひたりし」〈弁内侍日記〉 2 儀式ばらず、くつろいださまになる。うちくつろぐ。「—・れたる九献(くこん)の式」〈...
か【苛】
[常用漢字] [音]カ(呉)(漢) [訓]さいなむ いら 1 きびしい。むごい。「苛酷・苛税・苛政・苛斂(かれん)」 2 いらいらさせる。ちくちくする。「苛性」
かい【塊】
[常用漢字] [音]カイ(クヮイ)(呉)(漢) [訓]かたまり つちくれ かたまり。「塊根・塊状/金塊・血塊・山塊・団塊・土塊・肉塊・氷塊」 [難読]石塊(いしくれ)・石塊(いしころ)
かい‐かむり【貝被】
十脚目カイカムリ科のカニ。浅海の岩場にすむ。甲幅8センチくらい。甲は半球形にふくらみ、体表は茶色の毛で覆われる。後ろ二対の歩脚は短くて背面につき、先が鉤(かぎ)状で貝殻・ホヤや海綿を背負う。生殖...
かい‐こ【蚕】
《「飼い蚕(こ)」の意》 1 カイコガの幼虫。孵化(ふか)したては黒く小さいが、のち白い芋虫となり、体長7センチくらい。桑の葉を食べ、ふつう4回脱皮し、繭を作ってさなぎになる。繭から生糸がとれ、...