かんのん‐ちく【観音竹】
ヤシ科の常緑低木。枝を出さず、幹は古い葉鞘(ようしょう)の繊維でかたく包まれる。葉は手のひら状に四〜八つに深く裂けていて、柄が長い。雌雄異株で、初夏、淡黄色の小花をつける。中国南部の原産。観賞用...
かんむり‐ばと【冠鳩】
ハト科の鳥。全長64センチくらいで、ハト類中最大。全身青灰色。頭に同色の扇状の冠羽がある。ニューギニアに分布。
カーネーション【carnation】
ナデシコ科の多年草。高さ20〜90センチ。葉は線状で対生し、茎とともに白みを帯びる。夏に花をつけ、花色は赤のほか桃・白色などがあり、八重が多く栽培されるが、本来は5弁花。南ヨーロッパ・西アジアの...
がが‐いも【蘿藦】
キョウチクトウ科の蔓性(つるせい)の多年草。日当たりのよい山野に生え、葉は長い心臓形で、対生。茎や葉を切ると白い汁が出る。夏、淡紫色の小花を総状につけ、大形の広披針形の実を結ぶ。種子には絹糸状の...
が‐むし【牙虫】
1 甲虫目ガムシ科の昆虫。池・沼などの水中にすむ。体長3センチくらい。体は黒く、幅広い舟形。成虫は草食性であるが、幼虫は肉食性で小魚や巻き貝を襲う。本州以南に分布。 2 ガムシ科の昆虫の総称。体...
ガロア‐むし【ガロア虫】
ガロアムシ目ガロアムシ科の昆虫。体長2センチくらい。体は細長く、淡黄褐色で翅(はね)はない。原始的な特徴をもち、変態はしない。山地の石の下や土中にすむ。大正4年(1915)日光の中禅寺でフランス...
がん‐がぜ【雁甲蠃】
ガンガゼ科のウニ。黒紫色で殻の直径8センチくらい。とげは非常に長くて40センチにもなり、折れやすく、有毒。《季 夏》
ガーデン‐ディストリクト【Garden District】
米国ルイジアナ州南東部の都市ニューオーリンズの一地区。旧市街フレンチクオーターの南西に位置する。19世紀建造の古い邸宅が残る高級住宅街。家に見立てた墓石で知られるラファイエット墓地がある。
き‐あげは【黄揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張11センチくらい。翅は黄色の地に黒色などの斑紋や条紋がある。開けた草地などを飛び、高山にもみられる。幼虫は緑色に黒い横縞のある芋虫で、ニンジン・ミツバなど...
きあし‐しぎ【黄脚鷸】
シギ科の鳥。全長27センチくらい。全体に灰色で脚が黄色。シベリアで繁殖し、日本では旅鳥として春秋に河口でみられる。