ちゅう・する【中する】
[動サ変][文]ちゅう・す[サ変] 1 まんなかに至る。まっさかりになる。「烈日の天に—・するが如き勢」〈露伴・プラクリチ〉 2 かたよっていないさまになる。中庸の道を守る。「これを君子時に—・...
ちゅう・する【沖する/冲する】
[動サ変][文]ちゅう・す[サ変]空高くにあがる。「一条の光がやや斜めに天に—・して」〈島木健作・生活の探求〉
ちゅう・する【注する/註する】
[動サ変][文]ちゅう・す[サ変] 1 本文中の語句を取り出して注釈をほどこす。「漢文を—・する」 2 説明を書きつける。また、記す。「エルンスト、ワイゲルトと漆もて書き、下に仕立物師と—・した...
ちゅう・する【誅する】
[動サ変][文]ちゅう・す[サ変]悪人や罪のある者を殺す。成敗する。「無道の役人を—・し」〈鴎外・大塩平八郎〉
ちゅう‐せい【中世】
歴史の時代区分の一。古代と近世との間。主として封建社会の時代。 1 日本史で、鎌倉時代・室町時代をさす。近世にあたる安土桃山時代・江戸時代を後期封建社会とよぶのに対して、前期封建社会とよぶことが...
ちゅう‐せい【中正】
[名・形動]かたよらず、公正であること。また、そのさま。中庸(ちゅうよう)。「—の理にかなう」「—な判断を下す」 [派生]ちゅうせいさ[名]
ちゅう‐せい【中性】
1 対立する二つの性質のどちらにも属さない中間の性質。 2 男性とも女性ともつかない性的状態。また、そのような人。「—的な魅力の女優」 3 物質が酸性でもアルカリ性でもない性質を示すこと。水溶液...
ちゅう‐せい【中勢】
相場の大勢(たいせい)と目先に対し、その中間的な動き。また、その見通し。
ちゅう‐せい【忠誠】
忠実で正直な心。また、忠義を尽くすこと。「国家に—を尽くす」「—を誓う」
ちゅうせい‐か【中性花】
雄しべ・雌しべとも退化または発育不完全で、種子を生じない花。アジサイの装飾花、ヒマワリの舌状花など。不登花。不実花。