も‐こう【帽額】
1 御簾(みす)や御帳(みちょう)の懸けぎわを飾るために、上長押(うわなげし)に沿って横に引き回す布帛(ふはく)。水引幕の類。額隠(ひたいかく)し。 2 《1の文様として使用されたところから》窠...
もし‐もし
[感]《「もうしもうし」の音変化》 1 相手に呼びかけるときに言う語。「—、ちょっとうかがいますが」 2 電話で話し始めるときに用いる語。
も‐そっと
[副]もう少し。もうちょっと。もちっと。「—近くへ寄りなさい」「—小清浄(こざっぱり)した扮装(なり)が出来そうなもんだが」〈魯庵・社会百面相〉
もた‐せ【持たせ】
1 《持たせた物の意》訪問者が持ってくるもの。訪問先に持っていくもの。手土産。→御(お)持たせ 2 もたせかけること。また、そのもの。「筆—」 3 江戸時代、上方で行われた女性の髪形。銀杏髷(い...
もち‐あわせ【持(ち)合(わ)せ】
ちょうどそのとき持っていること。また、そのもの。特に、金銭。「今はそんなに—がない」
もち‐あわ・せる【持(ち)合(わ)せる】
[動サ下一][文]もちあは・す[サ下二]ちょうどそのときに持っている。「—・せた傘を貸す」
もの‐の‐おり【物の折】
何かの機会。また、ちょうどその機会。「—など、人のよみ侍らむにも、よめなどおほせられば」〈枕・九九〉
もの‐の‐はずみ【物の弾み】
ちょっとした成り行き。そのときの勢い。「—で本音を言ってしまう」
ものべ‐がわ【物部川】
高知県東部を流れる川。四国山地中央部の白髪(しらが)山東斜面に源を発して南西流し、穀倉地帯の香長(かちょう)平野(高知平野東半部)を流れ香南(こうなん)市吉川(よしかわ)で土佐湾に注ぐ。長さ71...
ももいろ‐さんご【桃色珊瑚】
サンゴ科の腔腸(こうちょう)動物。アカサンゴと同じように樹枝状の群体をつくり、高さ1メートルにもなる。骨軸は淡紅色で、装飾品の材料として珍重される。