つかえ【支え/閊え】
1 都合の悪い事情。さしさわり。支障。「店に—さえなくば巳之の相手多吉も入れて遣ろ」〈緑雨・門三味線〉 2 (「痞え」とも書く) ㋐病気・心配などで胸がつまるような感じ。「胸の—がおりる」 ㋑癪...
つかえ【仕え】
仕官・奉公すること。また、その人。「—の身」
つかえ‐どころ【仕え所】
院の庁・親王家・摂関家・大臣家などの家政機関の一。力役その他の雑役に従う仕丁などの下級職員を管理し、院中・家中の雑務を処理した。また、その職員・詰め所。侍所。
つかえ‐まつ・る【仕へ奉る】
[動ラ四]《動詞「つか(仕)える」の連用形+動詞「まつ(奉)る」から》 1 「仕える」の謙譲語。おつかえ申し上げる。「降る雪の白髪までに大君に—・れば貴くもあるか」〈万・三九二二〉 2 目上の人...
つか・える【支える/閊える】
[動ア下一][文]つか・ふ[ハ下二] 1 じゃまなものがあったり行きづまったりして、先へ進めない状態になる。とどこおる。「車が—・える」「言葉に—・える」「仕事が—・えている」 2 既に先の人が...
つか・える【仕える】
[動ア下一][文]つか・ふ[ハ下二] 1 目上の人のそばにいて、その人に奉仕する。「師に—・える」「父母に—・える」 2 役所などの公的な機関につとめる。官職に就く。「宮中に—・える」 3 神仏...
つか・える【使える】
[動ア下一]《「使う」の可能動詞から》 1 有能で役に立つ。「補佐役として—・える人物」 2 剣術などに秀でている。「—・える相手」