さい‐し【祭司】
1 祭儀を執り行う者。 2 ユダヤ教で、神殿に奉仕して儀式をつかさどる者。 3 未開諸民族で、宗教儀式をつかさどる者。
さか‐びと【酒人/掌酒】
神に供える酒の醸造をつかさどる人。「高橋の邑の人活日(いけひ)を以て大神の—とす」〈崇神紀〉
さ‐かん【佐官】
1 軍人の階級で、大佐・中佐・少佐の総称。将官の下、尉官の上。 2 僧官の一。記録などをつかさどる。僧綱(そうごう)の録事。
さ‐どう【茶頭】
近世、茶事をつかさどるかしら。「茶道」「茶堂」とも書き、茶坊主の意にも用いる。
さほ‐ひめ【佐保姫】
1 春をつかさどる神。佐保山は奈良の都の東方にあり、方角を四季に配すれば春にあたるところからいう。春の女神。佐保神。さおひめ。《季 春》「—の眠や谷の水の音/東洋城」→竜田姫(たつたひめ) 2 ...
さん‐こ【三戸】
1 非常に少ない戸数。小国のたとえ。「楚は—の小国なれども」〈太平記・三七〉 2 感覚をつかさどる三つの戸口、すなわち目・耳・口のこと。「—ヲヒソムル」〈日葡〉
さんさ‐しんけい【三叉神経】
延髄から出て、眼神経・上顎(じょうがく)神経・下顎神経の三つに分かれる神経。第五脳神経で、顔面の知覚、咬筋(こうきん)の運動をつかさどる。
三人(さんにん)寄(よ)れば文殊(もんじゅ)の知恵(ちえ)
《文殊は知恵をつかさどる菩薩》凡人でも三人集まって相談すれば、すばらしい知恵が出るものだということ。
さん‐はんきかん【三半規管】
円口類以外の脊椎動物の内耳にある三つの半環状の管。互いに直角に組み合わされており、中がリンパ液で満たされ、その動きによって回転の方向を立体的に知ることができる。平衡感覚をつかさどる。→半規管
ざこつ‐しんけい【座骨神経】
腰髄と仙髄から出て骨盤の後壁を下り臀部(でんぶ)から下肢に分布する、からだの中で最も長く太い神経。下肢の屈曲をつかさどる。