鷸蚌(いつぼう)の争(あらそ)い
《争っているシギとハマグリを一度に漁師がつかまえたという「戦国策」燕策の故事から》両者が争っている間に、第三者に利益を横取りされ共倒れになることのたとえ。→漁夫(ぎょふ)の利
いっぴつ‐けいじょう【一筆啓上】
「簡単に申しあげます」の意で、男子の手紙の書き出しに使う語。「—仕(つかまつ)り候」
いっぽん‐ぜおい【一本背負い】
柔道・相撲で、相手の片手をつかんで肩にかつぎ、背負うようにして前に投げる技。
いっ‐せん【一線】
1 1本の線。糸すじ状の1本。 2 戦いで敵と直接ぶつかる隊列。また仕事などで、最も活動する位置。第一線。「—に配属される」「—の記者」「—から退く」 3 はっきりしたくぎり。けじめ。「公私の間...
いでんてき‐きょり【遺伝的距離】
個体間または集団間における遺伝的分化の度合い。生物の遺伝子のどの配列部分に着目するかによって異なり、いくつかの数理モデルがある。分子進化学的な系統樹の作成に利用される。遺伝距離。
いで‐た・つ【出で立つ】
[動タ五(四)] 1 旅などに出発する。出て行く。「旅芸人たちが—・つらしい物音が聞こえて来た」〈康成・伊豆の踊子〉 2 衣装などを身にまとう。身支度をする。「道化役者、魔法つかいなどに—・ちた...
いつぞ‐や【何時ぞや】
[副]《「や」は係助詞》過去の不定の時を表す場合の、改まった言い方。いつか。先日。「—は失礼いたしました」
いっしょう‐の‐ふさく【一生の不作】
生涯かかわる失敗。取り返しのつかない過ち。
いとまき‐の‐たち【糸巻の太刀】
柄(つか)と、鞘口(さやぐち)から帯取りの二の足金物あたりまでを平組の糸で巻いた太刀。
いっ‐かく【一画/一劃】
1 漢字で、ひと筆で書くべき線。「一点—を正しく書く」 2 地面などの、いくつかにくぎられたなかの一つ。一区画。「分譲地の—」