かい‐もく【皆目】
[副] 1 あとに打消しの語を伴って、強く否定する気持ちを表す。まるっきり。全然。「—見当がつかない」 2 まるまる全部、すっかりの意を表す。あとに否定的な意味・内容のくることが多い。「風眼とや...
かい‐ひ【回避】
[名](スル) 1 物事を避けてぶつからないようにすること。また、不都合な事態にならないようにすること。「責任を—する」 2 訴訟事件で、裁判官または裁判所書記官が、自己に除斥または忌避される原...
がい‐よう【概容】
大体の内容。あらまし。「話の—をつかむ」
が‐いん【画院】
中国の宮廷で、絵画の作成をつかさどった機関。唐代に創設され、宋代に最盛期を迎えた。図画院(とがいん)。翰林(かんりん)図画院。→院体画
かいらぎ【鰄/梅花皮】
1 サメ類の背の中央部分の皮。硬い粒状の梅花の形をした突起があり、刀剣の鞘(さや)・柄(つか)などの装飾に用いる。また、その皮で装飾された刀。さめかわ。 2 茶碗などの釉(うわぐすり)が焼成不十...
かいらい‐し【傀儡師】
1 人形を使って諸国を回った漂泊芸人。特に江戸時代、首に人形の箱を掛け、その上で人形を操った門付け芸人をいう。傀儡(くぐつ)回し。人形つかい。《季 新年》 2 歌舞伎舞踊。傀儡師の風俗を取り入れ...
かき‐ぬき【書(き)抜き】
[名](スル) 1 書き抜くこと。ぬきがき。抜粋。「論文の要旨を—する」 2 演劇や映画で、台本から一人一人の俳優のせりふを別々に書き抜いたもの。 3 幾つかの物の中で、自分の選ぶもの、好きなも...
か‐ぎゃく【苛虐】
[名・形動](スル)人を手ひどく扱って、いじめ苦しめること。また、そのさま。「雇夫の待遇(とりあつかい)是の如く—ならざるべし」〈永峰秀樹訳・暴夜物語〉 「常に悔恨と焦躁と取越苦労とに—せられて...
かい‐とう【怪盗】
変幻自在に出没して、正体のつかめない盗賊。
がく‐しょ【楽所】
1 平安時代、宮中の桂芳坊(けいほうぼう)にあって、雅楽をつかさどった所。天暦2年(948)設置、明治3年(1870)雅楽局に統合。雅楽寮の後身にあたる。がくそ。「院の御賀の—の試みの日参りて」...