ねぎし‐は【根岸派】
1 明治20年代、饗庭篁村(あえばこうそん)・森田思軒らを中心に、硯友社(けんゆうしゃ)と対峙(たいじ)した文人の一派。 2 根岸短歌会を中心とする短歌の流派。香取秀真(かとりほつま)・岡麓(お...
ね‐がらみ【根絡み/根搦み】
1 根がはびこること。 2 柱の根元や束(つか)などを連結する木。ねじがらみ。 3 セキショウの別名。
ね‐こ・む【寝込む】
[動マ五(四)] 1 ぐっすりと寝入る。熟睡する。「—・んでいて地震に気がつかない」 2 病気で床につく。「風邪で—・む」
濡(ぬ)れ手(て)で粟(あわ)
濡れた手で粟をつかめば粟粒がたくさんついてくるように、ほねをおらずに多くの利益を得ること。やすやすと金もうけをすること。 [補説]「濡れ手で泡」と書き、いくら努力しても実りがないことの意とするの...
ねぶ・る【眠る/睡る】
[動ラ五(四)]「ねむる」に同じ。「怒りの疲労(つかれ)に漸(ようや)く夜も—・るを得にき」〈蘆花・不如帰〉 「眼を—・って運を天に任せて居た」〈漱石・吾輩は猫である〉
ねじ‐くび【捩ぢ首/捻ぢ首】
首をねじって殺すこと。また、その首。「上なる道口をかいつかんで、—にせんと振り返りて見ける処を」〈太平記・二九〉
ぬ・れる【濡れる】
[動ラ下一][文]ぬ・る[ラ下二] 1 表面に水などがつく。また、水がかかったり水につかったりしてしみ込む。「雨に—・れる」「—・れた瞳」 2 男女が情を通じる。情事を行う。「しっぽり—・れる」
ぬらり‐くらり
[副](スル) 1 柔らかくてぬるぬるとすべるさま。ぬらくら。ぬらぬら。「—(と)してつかまえにくい」 2 態度などがはっきりせず、とらえどころのないさま。ぬらくら。のらりくらり。「—(と)言い...
ぬいべ‐の‐つかさ【縫部司】
律令制で、大蔵省に属し、衛士(えじ)などの衣服を裁縫することをつかさどった役所。大同3年(808)縫殿寮(ぬいどのりょう)に合併。
ぬい‐もの【縫(い)物】
1 衣服などを縫うこと。裁縫。また、縫ったもの。「—をして生計を立てる」 2 (「繍」とも書く)刺繍(ししゅう)。ぬいとり。「むつかしげなるもの、—の裏」〈枕・一五五〉