つがる
青森県西部にある市。津軽半島西岸の七里長浜に沿う穀倉地帯。平成17年(2005)2月に木造(きづくり)町、森田村、柏村、稲垣村、車力(しゃりき)村が合併して成立。人口3.7万(2010)。
つがる【津軽】
青森県西半部地域の称。 太宰治の紀行文的小説。昭和19年(1944)、小山書店「新風土記叢書」の第7巻として刊行。
つがる‐かいきょう【津軽海峡】
本州と北海道との間の海峡。太平洋と日本海を結ぶ。海底を青函(せいかん)トンネルが通る。
つがるかいきょう‐せん【津軽海峡線】
青森から函館に至るJR線の通称。本州と北海道を結ぶ青函トンネルの開通により昭和63年(1988)開業。函館本線・江差線・海峡線・津軽線にわたり運行される。全長160.4キロ。
つがる‐こくていこうえん【津軽国定公園】
青森県西部にある国定公園。津軽半島の西岸から秋田県境までの日本海に臨む約180キロメートルにおよぶ海岸線のほか、内陸部の十二湖や岩木山・白神(しらかみ)山地などを含む。
つがる‐さんち【津軽山地】
青森県津軽半島の東部を南北に連なる山地。西側は津軽平野。ヒバ林が広がり、木曽のヒノキ林、秋田のスギ林と並んで日本三大美林の一。中山山脈。
つがる‐し【つがる市】
⇒つがる
つがる‐じゃみせん【津軽三味線】
津軽地方に伝わる三味線。本来は民謡の伴奏用だが、独奏・合奏にも用いる。太棹(ふとざお)で、力強く、かつ繊細な独特の旋律・リズムで奏する。
つがるじょんからぶし【津軽じょんから節】
長部日出雄の小説。昭和47年(1972)発表。昭和48年(1973)、「津軽世去れ節」とあわせ第69回直木賞受賞。
つがる‐じょんがらぶし【津軽じょんがら節】
《「つがるじょんからぶし」とも》津軽地方の民謡。源流は新潟県の「新保広大寺」で、口説(くど)き形式の盆踊り歌の系統のもの。津軽三味線の伴奏がつき、新作の歌詞も多い。 [補説]書名別項。→津軽じょ...