つい‐しか【終しか】
[副]いまだかつて。ついぞ。たえて。「—お出入り申さねば、どなた様がどなたやら」〈浄・女腹切〉
ツァールスコエ‐セロー【Tsarskoe Selo/Царское Село】
ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグの南約25キロメートルにある、かつてのロシア皇帝の避暑地。ロシア語で「皇帝の村」を意味し、エカチェリーナ宮殿、アレクサンドル宮殿などが...
チルコ‐マッシモ【Circo Massimo】
イタリアの首都ローマにある古代ローマ時代に造られた大競技場の遺跡。パラティーノの丘とアベンティーノの丘の間に位置する。かつては全長620メートル、幅120メートルの大競技場として騎馬戦車レースな...
なつかし・い【懐かしい】
[形][文]なつか・し[シク]《動詞「なつ(懐)く」の形容詞化》 1 心がひかれて離れがたい。 ㋐魅力的である。すぐそばに身を置きたい。「三蔵は少し葉蔭になっている他の(牡丹ノ)一輪を—・く見る...
なにわ‐おどり【浪速踊(り)/浪花踊(り)】
大阪曽根崎新地の芸妓の舞踊会。毎年3月15日から10日間行われる。明治15年(1882)創始。かつては新町の浪速踊りもあった。《季 春》「—見つつはあれど旅疲れ/風生」
ピョートルクフ‐トリブナルスキ【Piotrków Trybunalski】
ポーランド中央部の都市。ウッジの南東約40キロメートルに位置する。ホロコースト以前、ユダヤ人が多く居住。ナチスドイツのポーランド侵攻によって激戦地となり、最初のゲットーが設けられた。かつてウッジ...
ハングル
《(朝鮮語)。大いなる文字の意》朝鮮固有の文字。1443年、李朝第4代世宗の命でつくられ、1446年「訓民正音」の名で公布。母音字11、子音字17を定め、これらの組み合わせで音節を表した。その後...
はん‐さいそう【反彩層】
太陽の光球を包み、光球から出る連続スペクトルに吸収線を生成するとかつて考えられていた層。実際は温度勾配によって吸収が起こる。
パンガニ【Pangani】
タンザニア北東部、インド洋岸の町。タンガの南約50キロメートル、パンガニ川の河口に位置する。かつては内陸部と隊商路で結ばれ、奴隷貿易の拠点の一つだった。周辺に白い砂浜が広がり、現在は海岸保養地と...
ハンセン‐びょう【ハンセン病】
癩菌(らいきん)の感染によって起こる慢性細菌感染症。感染力は弱く、潜伏期は3年から20年にも及ぶため、かつては遺伝性と誤解されたこともあった。主に末梢神経が冒され、知覚麻痺・神経痛や皮膚症状のほ...