つな‐びらき【綱開き】
出船の際の祝儀。船霊(ふなだま)に神酒(みき)を供え、謡曲をうたい、神酒を飲んで祝う。
ツナ‐マヨ
《「ツナのマヨネーズ和え」の略》マグロの油漬けをマヨネーズであえたもの。パンに挟んだり、おにぎりの具材にしたりする。
つ‐なみ【津波/津浪/海嘯】
地震や海底火山の噴火などによって生じる非常に波長の長い波。海岸に近づくと急に波高を増し、港や湾内で異常に大きくなる。地震津波。→津波警報・注意報
つなみ‐かさい【津波火災】
津波による火災。港湾設備や漁船の重油、家庭用のガスが漏電などで引火し、津波で流された木造家屋などの瓦礫が海上で炎上すること。平成23年(2011)の東日本大震災では、宮城県気仙沼市をはじめ、東北...
つなみ‐けい【津波計】
海底において水圧を正確に計測し、水位変化を捉える機器。海底ケーブルや衛星通信によって地上の観測システムから常時水位をモニタリングする。海底地震計とともに、津波警報の発令に必要な情報収集を行う。海...
つなみ‐けいほう【津波警報】
地震が発生した時に気象庁が発表する、津波に関する警報・注意報の一つ。予想される津波の高さが1メートルを超え3メートル以下の場合に発表される。標高の低い場所で津波による浸水被害が発生し、人が津波の...
つなみけいほう‐ちゅういほう【津波警報・注意報】
地震が発生した時に気象庁が発表する、津波に関する警報・注意報。大津波警報・津波警報・津波注意報の3種類がある。 [補説]予想される津波の高さは、通常「1m」「3m」「5m」「10m」「10m超」...
つなみ‐じしん【津波地震】
体感する揺れや地震計で観測される震度が小さいにもかかわらず、大きな津波を引き起こす地震。明治29年(1896)の明治三陸沖地震や平成22年(2010)のスマトラ沖地震がこの種の地震だったと考えら...
つなみたいさくすいしん‐ほう【津波対策推進法】
《「津波対策の推進に関する法律」の略称》総合的な津波対策の推進を定めた法律。平成23年(2011)年6月成立。最新の知見に基づくインフラ整備のほか、実践的な避難対策のため国や自治体に防災教育や訓...
つなみ‐たいせきぶつ【津波堆積物】
津波によって運ばれてきた砂や泥が陸上に堆積したもの。沿岸低地の地層中に含まれている場合は、過去の津波の規模や範囲を調べる手がかりになる。→イベント堆積物