つばた【津幡】
石川県中部、河北郡の地名。北陸本線と七尾線との分岐点。東部に倶利伽羅(くりから)峠があり、西は河北潟に面する。
つばた‐まち【津幡町】
⇒津幡
つ‐ばな【茅花】
チガヤの花穂。また、チガヤの別名。《季 春》「おそろしき迄穂に出る—かな/子規」
つばな‐か・す【茅花かす】
[動サ四]《茅花の穂のようにする意》綿などをつまみひろげ、ほぐして柔らかにする。また転じて、気分を解きほぐす。心をなごませる。「これを布子へ入れて、余ったを—・して襟巻にして」〈伎・天羽衣〉
つば‐なり【鍔鳴り】
刀を鞘(さや)におさめるとき、鍔が鯉口(こいぐち)と打ち合って発する音。
つば‐のみ【鐔鑿】
柄の根元に近い部分につばをつけたのみ。大釘を木に打ち込むための釘穴をあけるのに用い、たたき込んでからつばを逆にたたき上げて抜く。主に船大工が用いた。釘差しのみ。
つばひら‐か【詳らか/審らか】
[形動ナリ]「つまびらか」に同じ。「右大臣の申さるる旨ことに—なりとて、それをぞ用ひられける」〈文明本愚管抄・五〉
つばひら‐け・し【詳らけし】
[形ク]くわしい。つまびらけし。「我等—・くこの人の咎に非ざることを知り」〈霊異記・中〉
つば‐びろ【鍔広】
帽子のつばの広いこと。また、そのような帽子。「—の麦わら帽」
つばま・る
[動ラ四]金銭などが一定の額に達する。「百に—・りましたことを、ちゃうどと申しますから」〈滑・膝栗毛・二〉