しょう‐ゆう【小勇】
血気にはやった、つまらない勇気。「いたずらに—に走る」⇔大勇。
しょっぱ・い【塩っぱい】
[形] 1 塩味が濃い。塩辛い。「—・い漬物」 2 勘定高い。けちである。「—・いおやじ」 3 困惑や嫌悪で顔をしかめるさま。「—・い顔をする」 4 声がしわがれている。声がかれ、かすれている。...
豎子(じゅし)の名(な)を成(な)す
《「史記」孫子伝から》つまらない敵に手柄を立てさせる。見下げていた相手に負けたことを悔やむ言葉。
じょう‐く【定句】
連歌で、型にはまった平凡でつまらない句。
すえ【末】
1 (本(もと)に対して)続いているものの先端の方。末端。「毛の—」 2 川下(かわしも)。下流。「山中の渓流の—である河は」〈大岡・野火〉 3 中央から離れた端の所。場末・野ずえ・末席など。「...
すさまじ・い【凄まじい】
[形][文]すさま・じ[シク]《動詞「すさ(荒)む」の形容詞化。古くは「すさまし」とも》 1 程度がはなはだしいさま。 ㋐恐ろしい。ものすごい。「—・い形相」「—・い台風のつめあと」 ㋑驚くほど...
雀(すずめ)の千声(せんこえ)鶴(つる)の一声(ひとこえ)
つまらない者の千言よりは、すぐれた者の一言のほうがまさっているということ。
すずろ‐ごと【漫ろ事】
つまらないこと。とりとめもない事柄。「頼もしげなる御中に、などかう—を思ひ言ふらむと」〈源・竹河〉
すずろ‐ごと【漫ろ言】
つまらない言葉。とりとめもない話。「対(むか)へ据ゑて、—をさへ言はせまほしうし給ふを」〈源・柏木〉
砂(すな)を噛(か)むよう
あじわいやおもしろみが、まったくないたとえ。「—な味気ない食事」 [補説]文化庁が発表した平成30年度「国語に関する世論調査」では、「砂をかむような思いがした」を、本来の意味とされる「無味乾燥で...