しの・ぶ【忍ぶ】
《上代は上二段活用。平安時代になって「偲(しの)ぶ」と混同し、四段にも活用》 [動バ五(四)] 1 つらいことをがまんする。じっとこらえる。耐える。「恥を—・んで申し上げます」「不便を—・ぶ」...
しめ‐ぎ【締(め)木/搾め木】
2枚の板の間に植物の種子などを挟んで、強く圧力をかけて油をしぼり取る木製の道具。身をしぼられるようなつらい状態のたとえにも用いる。「—にかけられる」
しゃ‐ちく【社畜】
《会社に飼い慣らされている家畜の意》会社の言いなりになって、つらい仕事でも文句も言わず働いている会社員を、皮肉を込めてからかう語。 [補説]小説家の安土敏の造語という。
しゅう‐そ【愁訴】
[名](スル) 1 つらい事情を明かして嘆き訴えること。また、その訴え。「—の声」 2 患者が訴える症状。→不定(ふてい)愁訴
しゅく‐めい【宿命】
生まれる前の世から定まっている人間の運命。宿運。しゅくみょう。「海に生きる—にある」「つらい—を負う」 [補説]書名別項。→宿命
しゅっ‐たい【出来】
[名](スル)《「しゅつらい」の音変化》 1 事件が起こること。「珍事が—する」 2 物事ができあがること。「近日中に—」「重版—」
しん【辛】
[常用漢字] [音]シン(呉)(漢) [訓]からい つらい かのと 〈シン〉 1 味がからい。「香辛料」 2 身をつきさすくらいに厳しい。つらく苦しい。「辛苦・辛酸・辛抱・辛辣(しんらつ)/苦...
しん‐きん【辛勤】
苦労してつとめること。また、つらいつとめ。「セーベ諸名士の—は其内政回復の時に於て」〈竜渓・経国美談〉
しん‐さん【辛酸】
つらい目や苦しい思い。
辛酸(しんさん)を嘗(な)・める
苦しく、つらい目にあう。「早くに両親を失って世の—・める」