ハング【hang】
[名](スル) 1 つるすこと。掛け下げること。また、垂れ下がること。 2 「ハングアップ」に同じ。「—して画面のカーソルが動かない」 3 「オーバーハング」の略。「岩壁中央の—帯」
はる‐の‐みなと【春の湊】
春の行きつくところ。春の果て。はるのとまり。「暮れて行く—は知らねども霞に落つる宇治の柴舟(しばぶね)」〈新古今・春下〉
ばら【薔薇】
バラ科バラ属の低木の総称。特に、観賞用に改良された園芸品種。枝にとげがあり、蔓(つる)状となるものもある。葉は羽状複葉。萼(がく)・花びらとも5枚が基本で、重弁もある。花は香りが強く、咲く形から...
春(はる)さ・る
《「さる」は季節などが近づく意》春になる。春が来る。「—・らば逢はむと思(も)ひし梅の花今日の遊びに相見つるかも」〈万・八三五〉
の‐ぶどう【野葡萄】
ブドウ科の落葉性の蔓植物(つるしょくぶつ)。山地に自生。葉は広卵形で三つから五つに裂けていて、葉と対生して巻きひげが出る。夏、緑色の小花を多数つける。実は球形で、白・紫・青色などに変わり、大部分...
のき‐ぢょうちん【軒提灯】
祭礼のときなどに軒につるす提灯。
としひさ‐に【年久に】
[副]ながい年月。年久しく。「—纈(ゆはた)の帯をとりしでて神にぞまつる妹(いも)に逢はんと」〈夫木・三三〉
なじょう
[副]「なんじょう
」に同じ。「—、かかる見苦しき人がさる事は思ひかくる」〈落窪・一〉
[連体]「なんじょう
」に同じ。「さる幼きほどなれば、—わざをもえせず」〈宇津保・俊蔭〉 「—事にさは...
なぎのはな‐の‐みこし【葱の花の御輿/葱の花の輦】
「葱花輦(そうかれん)」に同じ。「行幸などに、—にたてまつる、いとめでたし」〈枕・二八七〉
なげき‐あま・る【嘆き余る】
[動ラ四]嘆いても嘆ききれない。嘆きの思いがあふれて外に表れる。「—・り知らせそめつる言の葉も思ふばかりは言はれざりけり」〈千載・恋一〉