みて‐くれ【見て呉れ】
《「これを見てくれ」と見せびらかす意から》 1 みかけ。外見。外観。体裁。「—のいい家具」「—ばかりで、中身はひどい」 2 他人の目につくような言動・服装。「世に—をなす人、その世にはいと多かり...
みみ‐ぐけ【耳絎】
くけ縫いの一。布の耳を裏に折り、針目を表に一目、裏に二目出してくけるもの。
み‐づら【見面】
見たようす。みてくれ。みかけ。みば。「—がよくない」
み‐てぐら【幣/幣帛】
《「御手座(みてぐら)」の意という。「みてくら」とも》神に奉納する物の総称。布帛(ふはく)・紙・玉・兵器・貨幣・器物・獣類など。また、のちには御幣をもいう。幣束。幣帛(へいはく)。ぬさ。
耳(みみ)に入(はい)・る
聞こえる。物音・話・うわさなどが聞こえてくる。「隣席の会話がふと—・る」
みやま‐おろし【深山颪】
山奥から吹きおろしてくる激しい風。「吹きまよふ—に夢さめて」〈源・若紫〉
むこう‐ぶんさん【無効分散】
回遊性のない動物が海水に乗って分布地域を離れて流れてくること。「死滅回遊」の新しい名称。回遊先の地域・海域で季節の変化などから死滅するが、いずれ環境の変化から定着する可能性もあると考えて、現在の...
むくい【報い/酬い】
1 ある行為の結果として身にはね返ってくる事柄。善悪いずれについてもいうが、現在では悪い行為の結果についていうことが多い。「悪行の—」 2 労苦に対するつぐない。報酬。「何の—も望まないで」〈木...
むく‐むく
[副](スル) 1 雲・煙・泡などが重なり合ってわき出るさま。「黒雲が—(と)出てくる」 2 感情や考えが急に起こるさま。「好奇心が—(と)頭をもたげる」 3 横たわっているものがうごめくさま。...
むかえ‐の‐くも【迎えの雲】
臨終のとき、死者を迎えに阿弥陀如来が乗ってくるという、紫の雲。