てつがくてき‐ゾンビ【哲学的ゾンビ】
言動や社会性の面でも、生理学・解剖学的にも普通の人間そのものだが、内面的な意識を持たないという、思考実験上の存在。 [補説]オーストラリアの哲学者D=チャーマーズが提唱。哲学的ゾンビが、喜怒哀楽...
てつがくどう‐こうえん【哲学堂公園】
東京都中野区にある公園。哲学者井上円了が明治37年(1904)に四聖をまつる四聖堂を建て、精神修養の場としたことに始まる。昭和19年(1944)東京都に寄贈、昭和50年(1975)より区立公園となる。
てつがく‐の‐みち【哲学の道】
京都市東部、琵琶湖疏水に沿う小道。北の銀閣寺橋から南の若王子(にゃくおうじ)橋に至る。全長約1.5キロ。大正時代、西田幾多郎・河上肇・田辺元ら哲学者が散策したことによる呼称。
てつ‐がん【鉄丸】
鉄のたま。「吭(のんど)は又塞(ふさが)りて、—を啣(な)める想(おもい)」〈紅葉・金色夜叉〉
て‐つき【手付き】
1 手のかっこう。手のようす。また、手の動かし方。「危なげない—」「慣れない—」 2 (「お手付き」の形で)カルタ遊びなどで、誤って間違った札に手をつけること。てつけ。 3 (「お手付き」の形で...
て‐つぎ【手継ぎ/手次ぎ】
1 浄土真宗で、檀家からその所属する寺をいう語。本山からの教化を取り次ぐ寺。手次ぎ寺。 2 次々にうけつぐこと。代々うけつぐこと。「—相伝ノ教エ」〈日葡〉
てつぎ‐しょうもん【手継ぎ証文】
平安末期から中世にかけて行われた、土地所有権の相伝を証明する書類。土地の譲与・売却に際し、以前の譲り状や売券を年代順に貼り連ねて新所有者に渡したもの。手継ぎ券文。
てつ‐ぎょ【鉄魚】
コイ科の淡水魚。フナと琉金(りゅうきん)との雑種が野生化したものという。全長約15センチ。体はフナ形で尾びれが長い。宮城県の魚取沼(ゆとりぬま)のものは天然記念物。フナの突然変異種ともされる。
てつ‐ぎょ【轍魚】
轍(わだち)にたまった水の中でもがく魚。困窮しているもののたとえ。→轍鮒(てっぷ)
てつ‐くず【鉄屑】
鉄のくず。鉄材の切りくずや、鉄製品の不用物など。